中国のコロナ完全終息は来年下半期 専門家が見方

 上海復旦大付属華山病院感染科主任の張文宏主任は10日、中国中央ラジオ局の取材に対し、新型コロナウイルスの感染拡大について「今年中にマスクを外すことは非常に困難だ」と語り、年内の完全終息は無理との見方を示した。張主任は、ワクチンと海外の感染状況をみると、2022年下半期になってようやく、マスクを外せるようになると述べた。台湾・中央通信社が伝えた。

 張主任は、年内の完全終息が不可能とみる理由について「中国は、新型コロナウイルスの集団免疫を得るためのワクチン接種が終わっていない。国際的には、感染拡大が続いており、マスクを着用して予防する必要がまだある」と語った。

 張主任はさらに、2022年始めから世界で人の往来が再開すると予測。「輸入感染を防ぐため、それまでに中国はワクチンの接種を終わらせる必要がある」と指摘した。

 中国のニュースサイト、中華網によると、天津中医薬大の張伯礼学長も「中国内の感染状況は落ち着いたが、海外で感染拡大が続いており、油断はできない」と述べた。さらに「マスクを外せるのは、少なくとも来年の春節(旧正月)後だと思う」と話している。

★参考情報★
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中国のコロナ完全終息は来年下半期 専門家が見方

 上海復旦大付属華山病院感染科主任の張文宏主任は10日、中国中央ラジオ局の取材に対し、新型コロナウイルスの感染拡大について「今年中にマスクを外すことは非常に困難だ」と語り、年内の完全終息は無理との見方を示した。張主任は、ワクチンと海外の感染状況をみると、2022年下半期になってようやく、マスクを外せるようになると述べた。台湾・中央通信社が伝えた。

 張主任は、年内の完全終息が不可能とみる理由について「中国は、新型コロナウイルスの集団免疫を得るためのワクチン接種が終わっていない。国際的には、感染拡大が続いており、マスクを着用して予防する必要がまだある」と語った。

 張主任はさらに、2022年始めから世界で人の往来が再開すると予測。「輸入感染を防ぐため、それまでに中国はワクチンの接種を終わらせる必要がある」と指摘した。

 中国のニュースサイト、中華網によると、天津中医薬大の張伯礼学長も「中国内の感染状況は落ち着いたが、海外で感染拡大が続いており、油断はできない」と述べた。さらに「マスクを外せるのは、少なくとも来年の春節(旧正月)後だと思う」と話している。

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