解任の全人代代表8人に将官2人 汚職摘発の対象か

 2024年12月26日軍隊香港メディアの星島日報によると、第14期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会第13回会議が25日、全人代代表(議員)8人の解任を決めた中で、尤海濤陸軍中将と李鵬程南部・戦区海軍司令官の将官2人が含まれえいることが分かった。2人は汚職で摘発された可能性が高い。(写真は星島日報のサイト)

 中国軍では昨年、ロケット軍の汚職摘発で李尚福前国防相、魏鳳和元国防相を含む将官数十人が失脚。最近も、中国軍の最高意思決定機関である中央軍事委員会政治部主任の苗華氏が職務停止となるなど、新たな汚職摘発が進められている。

 中央軍事委員会が23日、北京で行った、軍最高位「上将」の階級授与式に、陸軍司令官の李橋銘ら上将4人が欠席し内外の注目を集めた。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は26日、専門家の見方として、中国共産党と軍隊内で複雑な権力闘争が起きていると報じた。

 23日の階級授与式に欠席した4人うち、秦樹桐・前陸軍政治委員は既に解任され、現在も動静は不明。李橋銘氏ら3人の欠席についても推測が広がっている。 

 アナリストによれば、3人が苗華氏の汚職事件との関連で、職務を停止されている可能性が高い。秦樹桐氏らは第31集団軍出身で苗華氏との関係が深い。

◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/2043517/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%BB%8D%E9%9A%8A%E5%8F%8D%E8%85%90-%E5%89%8D%E9%99%B8%E8%BB%8D%E5%89%AF%E5%8F%B8%E4%BB%A4%E5%B0%A4%E6%B5%B7%E6%BF%A4%E5%8D%97%E9%83%A8%E6%88%B0%E5%8D%80%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%8F%B8%E4%BB%A4%E6%9D%8E%E9%B5%AC%E7%A8%8B-%E8%A2%AB%E7%BD%B7%E5%85%8D%E5%85%A8%E5%9C%8B%E4%BA%BA%E4%BB%A3

https://www.voachinese.com/a/pla-s-corruption-probe-intensifies-20241225/7913747.html

◇参考情報
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