資金持ち逃げで小学校の授業停止=保護者が抗議―河南

 2024年12月23日学校香港メディアの東網によると、河南省鄭州市鄭州経済技術開発区の寄宿制の私立小学校で、学校幹部が資金を持ち行方不明となったため授業ができなくなり、保護者が抗議に押しかける騒ぎが起きた。育人小学校の代表者、劉亜敏氏は20日、学校と合弁相手の企業の間でトラブルが起きたことを認めた。(写真はネットメディアより)

 中国のネットメディアによれば、12月18日に育人小学校の児童の保護者約3000人が、学校周辺の道路を封鎖して抗議活動を行った。保護者の1人は「学費と食費も毎年3万元(約64万円)も払っている。学校から何の説明もない」と述べた。一部の保護者は鄭州市政府庁舎前で抗議活動を行った。

 保護者によると、同校では経営トラブルの影響のため、合弁相手の企業が児童と教職員に退去を求めた。ウェブサイトサイトで同校は既に閉鎖と表示されている。ネット上では「児童3000人が授業を受けられない」との書き込みもあったが、劉氏は「在校生は330人しかいない」と語った。

 劉氏によれば、同校は昨年11月、河南省内の教育会社と提携で合意した。その後、教育会社は学校の食堂を含む建物の使用を制限。教育会社が児童らの退去を求めたため、学校が移転を決めたところ、保護者から不満の声が挙がった。 

 鄭州経済技術開発区教育文化体育局は取材に対し「学校はまだ正常に運営している」と述べた。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20241223/bkn-20241223010127979-1223_00822_001.html

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◇参考情報

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