
新バルク左旗の警察は2023年6月、住民十数人がオンラインカジノを利用していることを発見。捜査の結果、オンラインカジノサイト運営会社の存在と、2カ月間の掛け金などが1億元(約21億円)に上ることを突き止めたと発表し、23年11月、男性経営者ら14人を拘束した。男性経営者の会社は、ポーカーのアプリを開発していた。
家族によれば、男性経営者は今年4月3日朝、「居住監視」用の室内で死亡した。当局は自殺だったとしたが、家族は納得せず、警察と検察に不服を申し立て、5月9日に検視が行われた。
今年11月、内モンゴル自治区検察院などは専門チームを立ち上げて調査に着手。新バルク左旗公安局は12月6日、男性経営者と会社に犯罪の事実はなかったとして、捜査の打ち切りを発表。財産の差し押さえも解除した。
経営者の代理人弁護士は、遺族と連携して不正常な死の責任追及を続けるとしている。
◇出典
http://news.hnr.cn/djn/article/1/1868914565816901634
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20241216/bkn-20241216172641057-1216_00822_001.html