宿泊客のクレカ情報窃取 ホテル職員に有罪判決 上海

 2024年11月20日クレカ中国メディアの澎湃新聞などによると、上海市楊浦区人民法院(裁判所)はこのほど、宿泊客のクレジットカード情報を窃取してカードを偽造し、女性に扮してATMから金を引き出したとして、詐欺罪などで上海市内のホテルのフロント責任者だった男性職員に懲役3年3カ月と罰金5万元(約107万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。(写真は東網のサイト)

 判決によれば男性職員は昨年10月から今年3月にかけ、フロントの責任者として、客の宿泊手続きや支払いを処理した際、立場を利用してクレジットカードの情報を窃取し、暗証番号も密かに記憶した。さらにカードを偽造した上、かつらと衣服で女性を装い、ATMで計3万5000元(約75万円)を引き出した。

 裁判所は、カードを偽造した上、引き出した金も多額で詐欺罪に当たると判断。男性職員が犯行を繰り返していたため重刑が相当と認めたが、犯行を認めて自供したことを考慮し刑を軽くした。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1815705128188772278&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20241115/bkn-20241115161233072-1115_00822_001.html
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