新華社系の記者、「手抜き工事」取材中に襲われけが

 2024年11月15日経済中国メディアの華夏時報などによると、国営新華社通信傘下の経済メディア「経済参考報」の王文志、程子竜両記者が14日、安徽省の「合新高速鉄道」手抜き工事疑惑を取材中に工事の現場責任者らに襲われて手をけがしたほか、スマートフォンを奪われる事件が起きた。中国のネットでは、権威ある新華社系の記者が襲われたことに驚きが広がっている。(写真は華夏時報のサイト)

 経済観察報は12日、「合新高速鉄道」で手抜き工事が行われ安全性の懸念があるとする両記者の記事を掲載した。両記者が現場を再取材した際、現場責任者が現れて2人を連れ去ろうとした上、暴力をふるった。現場でのやり取りや、記者が手から血を流すようすを撮った動画がネットに拡散した。

 中国記者協会は14日、ネット情報に注目し、王記者から事実の確認を行っていると公表した。現在、両記者の人身は安全でスマホも返還されたという。

 同高速鉄道の施工会社、中鉄七局集団14日、コメントを出し、手抜き工事疑惑について「鉄道会社による調査に全面協力し、結果を公表する」と指摘。記者襲撃についても「警察の捜査に協力する」とした。

◇出典

https://finance.sina.com.cn/stock/roll/2024-11-15/doc-incwaxxs6555942.shtml

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/meiti/jj-xinhua-reporter-attcked-11142024110141.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202411140461.aspx

https://x.com/whyyoutouzhele/status/1857102870534865131?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1857102870534865131%7Ctwgr%5Efe3dba9474e390d424e6c3d7958c03f7eb5f0901%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.cna.com.tw%2Fnews%2Facn%2F202411140461.aspx
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