スーパーマーケットと住宅が火災 住民9人死亡 安徽

2024年10月21日火災 中国メディアの界面新聞によると、安徽省淮南市潘集区で19日午前5時3分ごろ、スーパーマーケットから出火し近隣の住宅に延焼した。消防出動し同日午前中に鎮火した。住民9人が行方不明となったが、同日午後、死亡が確認された。当局が出火原因を調べている。

 スーパーマーケットは平屋で元家具工場。隣接する4階建ての住宅に燃え広がった。死者はこの住宅の住民だった。住民は地元の発電所の建設工事現場で働く作業員で、外地からの出稼ぎ者。住宅は所有者が自身で建設し賃貸住宅となっていた。 

 住宅に住んでいた、河南省出身の作業員は「出火当時は眠っていたが、階下から『火事だ』との声が聞こえて目がさめた。慌てて逃げた」と話した。一緒に住んでいたいとこは、消火器で消火しようとして逃げ遅れ、2階から飛び降りた。病院に運ばれたが重体だという。

 発電所は淮河能源淮南潘集発電で、安徽省蕪湖市の大手発電会社、淮河能源の傘下。2023年に発足した。増設工事が進められていた。

◇参考情報
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