深センの有名私立高が閉鎖の危機 資金繰り悪化で

2024年7月23日学校閉鎖

 中国メディアの華夏時報などによると、広東省深セン市有名私立高校、厚徳書院が、資金繰りの悪化から不動産賃貸料が未払いとなり、管理会社から退去を求められていることが分かった。学校は閉鎖の危機にあり、深セン市教育局も対処を始めたが、解決の見通しは立っていない。 

 厚徳書院は深セン市竜華区にあり2016年創立の進学校。海外留学か中国内の大学進学を目指す生徒を指導している。深セン市の私立高校で上位10位に入る。

 同校の債権者とみられる会社が11日、校門に貼り出した通知によれば、厚徳書院は学校施設の賃貸料と地代約1000万元(約2億2000万円)が未払になっている。他の債権者によれば、厚徳書院はこのほか学生寮や教職員アパートの賃貸料や水道光熱費を今年1月から支払っていない。

 生徒の保護者によれば、同校は教師の給料も支払われておらず、退職が相次いで既に授業ができなくなっている。学校内の食堂や売店、教材の販売店なども代金を受け取れていないという。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1804367577995102997&wfr=spider&for=pc

https://www.jfdaily.com/wx/detail.do?id=774643

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240722/bkn-20240722130540399-0722_00952_001.html

◇参考情報

元教員300人が抗議活動 年金と医療保険加入要求 江蘇

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