中国が対ロ支援継続ならNATOが制裁 米長官が警告

 2024年7月11日対ロ米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ブリンケン米国務長官は10日、北大西洋条約機構(NATO)とシンクタンクが共催する「NATOパブリックフォーラム」で、中国がウクライナ侵攻中のロシアにとって主要な貢献者だと非難した上「中国がロシア支援を続けるならNATOの制裁を受けるだろう」と述べた。(写真はRFAのサイト)

 ブリンケン氏によれば、中国はロシアに兵器を提供していないが、ロシアの軍需工業の基礎を支えている。ロシアの工作機械の70%、微細な電子機器の90%は中国からの輸入で、ロシアのウクライナ侵略の継続を可能にしている。欧州の盟友は、中国を欧州の安全の脅威と認識している。

 中国外務省の林剣副報道局長は9日、「NATOが中国に泥を塗ることに断固反対する。NATOが中国を口実に、アジア太平洋の情勢を乱そうとすることに反対する」と語った。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/jw-blinken-china-07102024144816.html

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