路線バス暴走、8人死傷 運転手、体調不良訴え 天津

2024年6月12日バス 中国メディアの澎湃新聞によると、天津市浜海新区の杭州路と防震路の交差点近くで10日午後8時40分ごろ、路線バスが暴走して路肩に駐車中の車2台と、歩行者数人にぶつかった。地元警察によると1人が死亡、8人がけがした。男性運転手(52)はまもなく拘束された。警察に対し運転手は、急に体調不良となり運転ができなくなったと話している。(写真は東網のサイト)

 香港メディアの東網によれば、バスは駐車中の白い乗用車に衝突後、歩道に乗り上げて停車した。また、赤い乗用車が、バスの衝突で倒れた街路樹の下敷きになり壊れた。 近くの商店主は「ボンという音が聞こえたので外にでると、バスが歩道に上にいた。フロントガラスが割れていた」と語った。商店主によれば、歩道上に少なくとも3人が倒れ、うち女性1人が足から血を流していた。バスには乗客多数が乗っていたという。

 中国では運転手の急病などで路線バスが暴走し、けが人がでる事故がしばしば起きている。今年4月には、江西省南昌市中心部では、路線バスが暴走して歩行者をはね、3人が死亡、7人がけがした。この際、運転手は心臓の不調で意識を失っていた。 

 江西省では5月にも、省カン(章の右に夂と貢)州市で、走行中の路線バスがフェンスを突き破って露天の地下広場に転落し、乗客と運転手13人のうち9人がけがした。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_27693789
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240611/bkn-20240611100455314-0611_00952_001.html

◇参考情報
タイトルとURLをコピーしました