中国第3の空母「福建」、試験航海完了 動力など検査

2024年5月10日福建 中国メディアの央視新聞などによると、中国第3の航空母艦「福建」が8日、8日間の初の試験航海を終えて、上海市の造船所「江南造船廠」に帰還した。今回の航海で、動力や電気系統などの設備の検査が完了。予期した結果が得られたという。(写真は東網のサイト)

 中国の空母は、1隻目が旧ソ連の空母「ワリャーグ」を改装した「遼寧」、2隻目が「遼寧」をまねて造られた「山東」。「福建」はワリャーグの影響を離れ、ゼロから自主設計した。

 軍事評論家によると、「山東」は初の試験航海から就役まで1年7カ月かかった。「福建」は「遼寧」、「山東」より搭載するシステムが複雑で、今後も試験航海などがさらに必要なため、最速でも就役は2026年になるとみられる。 

 別の軍事評論家によると、今回の初の試験航海で点検の対象となったのは設備関係と人員関係の二つ。設備関連は信頼性や保守、安全性などを点検。人員関係は艦の操作性や艦内の居住性などを確かめたとみられる。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1798556569489548049&wfr=spider&for=pc

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https://www.cna.com.tw/news/acn/202405080234.aspx
 

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