ファーウェイ開発のEVが追突炎上 運転手ら3人死亡

2024年5月1日問界 中国メディアの紅星新聞によると、山西省運城市夏県の高速道路で4月26日午後3時ごろ、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が開発に加わった高級電気自動車(EV)「AITO(問界)」シリーズの「問界M7」が散水車に追突して炎上し、運転手ら計3人が死亡した。(写真は長江日報のサイト)

 死者の妻と称するネット民が、事故の状況を写真付きでネットに投稿。自動車メーカーの宣伝内容と異なり、衝突軽減ブレーキ(AEB)やエアバッグなど安全装置が作動しなかったと訴えた。事故車は約3カ月前に購入したばかりの新車だったという。

 別のネットの映像には、事故後、付近の車の運転手が駆けつけ事故車の乗員を助けるため、窓ガラスを割ろうとする姿が映っていた。ドアが開かなくなっていた可能性が高い。

 また、妻の投稿によると、事故車は高速道路の追い越し車線を走行中、中央分離帯近くの散水車に衝突した。散水車は高速道路会社が管理しているが、作業中であることを知らせる標識などを置いておらず、ネット上では疑問の声が挙がっている。

 問界の製造会社は4月28日、コメントを発表。死者への哀悼の意を示す一方、エアバッグが正常に作動したことや、車載電池にも異常がなかったと強調した。交通警察の捜査に全面協力するとしている。

◇出典

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