
同省はその上で「国家安全の意識が薄く、秘密保持の意識が欠けると、厳しい法的責任を負うことになる」と警告した。
同省によれば、一部の軍事オタクは、ネットで注目を集めることなどを目的に、機微な軍事収集を熱心に収集。仲間うちで交換したりSNSで拡散するなどしている。
また、一部の軍事オタクは、重要部隊や軍需工場の近くに赴き、演習の模様や人気の兵器を撮影。立ち入り禁止地区で撮影する場合もある。退役軍人の軍事オタクには、現役軍人の友人と連絡し、各種の情報を聞き出したり内部資料を入手する者もいる。
軍事オタクが収集する情報には、最新兵器の動向や数量、配備先の部隊、航空機部隊の番号など機微な情報が多数含まれる。仲間内でデータベースを構築、更新を重ねるうちに内容が充実し、軍事上の安全を脅かす場合もあるという。
同省は2023年12月、軍事オタクに対し、新型兵器の建造進度や技術的な内容、行動や配備状況に関する情報を公開しないよう求める警告文を発表。違反者は最高懲役7年の罰が課される恐れあるとした。
◇参考情報
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-03072024102340.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202403070328.aspx
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