第11管区海上保安本部によると、27日午前11時55分ごろ、中国海警局の船2隻が沖縄県尖閣諸島の領海に侵入した。2隻は日本の漁船1隻を追跡していた。海保の巡視船が中国側に退去を要求。2隻は同日午後6時10分ごろ領海を離れた。台湾の中央通信社が共同通信の情報などとして27日伝えた。
中国海警局も27日、日本漁船「鶴丸」と巡視船数隻が27日、中国の釣魚島(尖閣諸島の中国名)の領海に不法に侵入、中国海警局が警告して退去させたと発表した。
中国海警局の船が尖閣諸島の領海に入るのは、今月11日に次いで2回目。周辺には別の2隻の中国船がおり、うち1隻は機関砲のような装備を積んでいた。日本側が、尖閣諸島周辺で中国公務船を確認したのは37日連続となる。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202401280030.aspx