
23年10~12月期が81億元の赤字で、四半期ベースでは昨年最多。中国の国際便の回復が遅れ、便数はコロナ禍前の37.5%にとどまっている。
上海浦東国際空港で勤務する中国国際航空の職員は、RFAに対し「国際線の回復力が乏しい。中国の国際関係が悪く、中国観光に来る外国人が大幅に減った。ビジネス客も大きく減少した」と述べた。
台湾の中央通信社は、中国の航空関係者の話として、2023年は国内観光の急速な回復で1~9月は利益が出たが、10~12月の赤字で吹き飛んだと伝えた。
RFAによれば、浙江省に住む男性の専門家は、今年の中国航空業界について「昨年より悪くなる」と指摘。「中国の鎖国傾向が強まり、外国人と外国企業への非友好的な雰囲気が強まっている。反米、反韓国、反日で、外国人をスパイとして捕まえたり報復したりする。誰も投資や留学に来たがらない」と話している。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/jingmao/gt1-01102024011345.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202401090271.aspx
◇参考情報