
「レイ家居」は、不動産市況の悪化で赤字が続き、債務超過に陥っていた。18日に突然の営業停止通知がネット上で出回り、事実上の倒産が判明した。同社は債権者に対し、清算への協力を求めている。一部顧客は契約金の大半を支払っているのに、内装工事が中断したとして、警察に通報したり提訴するなどの動きが広がっている。
「レイ家居」は2001年設立で、華南地方のショッピングセンターなどを中心に直営店を約100店舗展開していた。新築やリフォームなど各種内装ニーズに対応していた。内装工事、設計、資材、家具、家電までを一括提供する「フルパッケージ内装」方式の先駆者とされる。
同社の本社や店舗には顧客や供給業者が殺到し、従業員も対応に追われた。工事関係者の1人は「工事代金の支払いは以前よりも遅れ、今年は6か月後になっていた」と証言。会社側は「顧客への損失補償や債権登録作業を進めている」と説明しているが、見通しは不透明だ。
曾氏の死と会社の破綻は「一つの時代の終わり」とも評され、中国住宅不況の深刻さを象徴している。
◇出典
https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E4%B8%AD%E5%9C%8B/60258741/%E5%BB%A3%E6%9D%B1%E7%9F%A5%E5%90%8D%E8%A3%9D%E4%BF%AE%E4%BC%81%E6%A5%AD-%E9%9D%9A%E5%AE%B6%E5%B1%85-%E5%89%B5%E5%A7%8B%E4%BA%BA%E7%96%91%E5%A2%AE%E4%BA%A1-%E5%85%AC%E5%8F%B8%E7%AA%81%E5%81%9C%E6%A5%AD%E6%B6%89%E8%BF%91%E7%99%BE%E5%AE%B6%E9%96%80%E5%BA%97
https://www.cna.com.tw/news/acn/202507210042.aspx