
黄淮、江淮、江南などでは高温日が5~13日連続し、天津、山東、江蘇、浙江など16の省級送電網では、計36回にわたり過去最高の最大電力需要を記録した。7月初旬と中旬には2度の広域高温が発生。うち初回は35度超の地域が315万平方キロメートルに及び、影響を受けた人口は9億2000万人に達した。山東煙台や江蘇塩城など11地点で史上最高気温を更新した。
2回目の広域高温では、河南を中心に、陝西、重慶など29地域の観測所1400カ所で35度を超え、新疆・トルファンでは45.7度を記録した。また、全国100カ所以上の観測所で夜間の最低気温記録も更新。南昌では28度超の日数が過去の年平均5~7日から21.7日に増えた。
国家エネルギー局は、省ごとの対策を強化し、電力融通の最適化を図るとともに、一次エネルギーの供給や気象の動向を注視しながら、安定供給の確保に全力を挙げる方針を示している。
◇出典
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20250717/bkn-20250717171024507-0717_00822_001.html
https://udn.com/news/story/7332/8879981?from=udn-catelistnews_ch2