鄭州の公園で同性愛者を集団暴行 警察が17人拘束

 河南省鄭州市の公園でこのほど、同性愛者を狙ったとみられる集団暴行事件が発生した。加害者はマッチングアプリを使って同性愛者の男性を公園に誘い出し、集団で暴行を加えたうえで、その様子を動画に撮影してネットに投稿し再生回数を稼いでいた。警察は9日夜、容疑者17人を逮捕したと発表した。

 加害者は、被害者を公園に誘い出し、棍棒や催涙スプレーなどで襲撃。殴りながら「男を探しに来たのか」と問い詰め、被害者が「やめてくれ」「助けて」と懇願しても暴行を止めなかった。公園に1人でいた男性も狙われ暴行を受けた。

 警察によれば、17人のうち11人を刑事拘留、6人を行政拘留とした。行政拘留のうち5人は16歳未満で執行を免除した。加害者はインターネット上でつながり、複数回にわたって衝動的に集まり犯行を繰り返していた。

 事件を受けて、中国国内で波紋が広がった。SNS上では「単なる暴行事件ではなく、同性愛者への組織的で計画的なヘイトクライム(憎悪犯罪)だ」との非難が噴出した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202507100071.aspx

https://www.stheadline.com/realtime-china/3472006/%E9%84%AD%E5%B7%9E%E5%B8%82%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%AC%E5%9C%92%E7%84%A1%E5%B7%AE%E5%88%A5%E6%89%93%E4%BA%BA-%E8%AD%A6%E6%8B%9817%E4%BA%BA%E7%B6%B2%E4%B8%8A%E8%81%AF%E7%B9%AB%E8%87%A8%E6%99%82%E8%B5%B7%E6%84%8F%E4%BD%9C%E6%A1%88

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