チベット国境で土石流 中国人17人不明

 25年7月9日1中国メディアの極目新聞によると、チベット自治区シガツェ市ジロン県のジロン国境検問所で8日午前5時ごろ、大規模な土石流が発生し、中国側で11人、ネパール側では6人の計17人が行方不明となった。ネパール側の6人も、中国人作業員だった。

 大量の降雨で河川が増水し、国境検問所付近のラソル橋の中国側が崩落。これによりジロン口岸を経由する全ての輸出入が停止した。再開の目処は立っていない。

 被災地は峡谷地帯で標高1800メートル超。ネパールのカトマンズから約120キロメートルで、中国とネパールの重要な陸上貿易ルートとなっている。現地当局によると、県政府の所在都市から国境検問所への道路が国道G216を含めて土石流で寸断されたため、8日午前8時から双方向通行止めになった。

 現場には320人超の救援要員、52台の重機、ドローン5機が投入された。住民ら350人以上が安全な場所に避難した。物流業者によれば、一部の貨物は被害を免れたが、地勢の低い場所では車両や貨物が流されて水に沈み、周辺一帯が冠水した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1837071038033566806&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202507080232.aspx

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