
乗客は、繰り返しドアを開けて換気するよう求めたが、乗務員は「上の指示」を理由に拒否。男性客が、脱出用に備え付けのハンマーで窓を割り、換気する騒ぎとなった。男性客はその後、鉄道会社から厳重注意を受けた。
鉄道会社は、車外は夜間で照明がなく、地面まで1.5メートル以上あるため、転落リスクから非常ドアを開ける対応は取れなかった。代わりに80カ所以上の換気窓を全開にし、水を配布して対応したが、換気が不十分で乗客の不満は高まった。
鉄道当局は「車内は不快だったが非常開放を要する緊急度ではなかった」と釈明した。中国の公式メディアからは「マニュアルの硬直性」、「安全と快適性のバランスを欠く対応」との批判が相次いだ。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1836781443661070115&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202507050142.aspx
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20250704/bkn-20250704200001062-0704_00822_001.html