記録的豪雨の湖北省咸豊で浸水 夫婦が感電死の情報も

25年7月3日3 中国メディアの魯中晨報などによると、湖北省咸豊県が6月30日夜から7月1日にかけて記録的豪雨に襲われ、累計雨量は358.8ミリに達した。猛烈な雨で市街地や農村部の一部が洪水や浸水に見舞われ、一部地域で水深が2.5メートルを超える地域も発生。多くの車や店舗が流されたり水没したりした。けが人の発表はないが、街路の水に漏れた電気で、夫婦が感電死したとの情報がネットに流れている。

 7月1日未明には、増水した濁流で取り残された男性が木の枝にしがみついて必死に救助を求め、近所の住民が消防ホースを使って救出する一幕も。男性は「最初は雨が弱かったが次第に水かさが増して車の屋根を越え、多くの車が流された」と話している。

 咸豊県は緊急対応を発動し、予報・警報を随時発信して救援活動を実施。消防救援隊員125人、消防車22台と舟艇11隻を投入し、高楽山鎮や曲江鎮などで救助活動を展開した。

 中国では冠水した街路で、漏電により感電死する事件がしばしば起きている。昨年9月には、広東省広州市番禺区の石碁鎮で、街路灯からの漏電で2人が感電し死亡した。

 広州市番禺区では同じ年の8月にも、大雨のため冠水した道路で住民1人が感電死した。同年7月には、河南省鄭州市金水区でも1人が死亡した。23年の7~8月にも、同様の感電事故で4人が死傷している。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1836448524525755780&wfr=spider&for=pc

https://www.stheadline.com/realtime-china/3469773/%E6%B9%96%E5%8C%97%E5%92%B8%E8%B1%90%E6%9A%B4%E9%9B%A812%E5%B0%8F%E6%99%82%E7%B4%AF%E8%A8%88%E9%9B%A8%E9%87%8F%E9%81%943588%E6%AF%AB%E7%B1%B3-%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E7%96%91%E8%A1%97%E4%B8%8A%E8%A7%B8%E9%9B%BB%E8%BA%AB%E4%BA%A1%E6%9C%89%E7%89%87
◇参考情報

冠水した街路で通行人が感電死か=動画が拡散―河南

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