
香港メディアの星島日報によれば、中国海軍の報道官である王学猛・海軍大佐は、「中国海軍の遼寧と山東による空母打撃群が西太平洋などの海域で訓練を実施した。目的は、遠洋防衛および合同作戦能力の検証にある」と述べた。王報道官は「この訓練は特定の国や目標を意図したものではなく、国際法および国際的慣行に完全に準拠している」と強調した。
防衛省によれば、中国の空母「遼寧」と2隻のミサイル駆逐艦、1隻の高速戦闘補給艦が7日、日本最東端の南鳥島の南西約300キロの海域を航行した。防衛省の報道官はAFP通信に対し「これは中国の空母がこの海域の日本EEZに初めて進入した事例だ」と説明した。
「遼寧」は5月にも東シナ海から太平洋にかけて日本南方のEEZを通過し、艦載機による発着訓練を実施した。また、2024年9月には、台湾近海に位置する日本の島嶼の間を航行し、日本の接続水域(海岸から24カイリ以内の水域)に進入した。日本政府はこの行動を「容認できない」として、中国に対し「深刻な懸念」を伝えた。
◇出典
https://www.dw.com/zh/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%88%AA%E6%AF%8D%E9%A6%96%E6%AC%A1%E8%BF%9B%E5%85%A5%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A5%BF%E5%8D%97%E7%BB%8F%E6%B5%8E%E4%B8%93%E5%B1%9E%E5%8C%BA/a-72841828
https://www.stheadline.com/realtime-china/3463393/%E9%81%BC%E5%AF%A7%E8%89%A6%E5%8F%8A%E5%B1%B1%E6%9D%B1%E8%89%A6%E9%BD%8A%E7%8F%BE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%99%84%E8%BF%91%E6%B5%B7%E5%9F%9F-%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D%E7%B7%A8%E9%9A%8A%E8%B5%B4%E8%A5%BF%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E7%AD%89%E9%96%8B%E5%B1%95%E8%A8%93%E7%B7%B4