
中国外務省の毛寧副報道局長は27日の会見で、海外メディアから「中国は日本、米国、台湾に何かのメッセージを送ろうとしているのか」と問われたのに対し、中国軍艦の活動は国際法および国際慣例に完全に合致しており、日本側には客観的かつ理性的に受け止めるよう求めた。
防衛省は、「遼寧」の具体的な意図は不明としながらも、中国海軍艦艇の活動が拡大かつ活発化しているとして、引き続き動向を注視すると述べている。
台湾国防省情報計画室副主任、胡中華大佐は28日、現在「遼寧」は台湾南東海域に位置しており、国軍は統合監視・偵察手段を用いてその動向を完全に把握しており、厳重に監視していると説明した。
◇出典
https://www.mod.go.jp/js/pdf/2025/p20250527_02.pdf
https://www.cna.com.tw/news/acn/202505280319.aspx