南シナ海サンディー礁で中比の争い激化 相互に上陸

 25年4月30日中比中国とフィリピンの間で、南シナ海のサンディー礁(鉄線礁)主権争いが再び激化している。フィリピン当局は4月28日、自国の沿岸警備隊や海軍がサンディー礁の1号から3号の砂地に上陸した写真を多数公開した。フィリピン国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は記者会見で、「サンディー礁は中国によって実効支配されていない」と述べた。香港メディアの星島日報が伝えた。(写真は事件を伝える星島日報のサイト)

 沿岸警備隊のジェイ・タリラも報道官「現地で中国軍の存在は確認されていない。中国の海警船と漁船が周辺を航行している」と語った。

 中国軍も29日、サンディー礁での海警の活動状況を示す写真を公開した。フィリピンと中国はともに現場での動きをアピールし、国際社会への主権主張を強めている。

 中国海警局の報道官劉徳軍は4月29日、フィリピンの人員6人が27日、中国側の警告を無視して鉄線礁に不法上陸し、中国海警の執法人員が現場で確認と対処を行った」と説明した。劉報道官は「中国は鉄線礁を含む南沙諸島とその周辺海域に主権を有している。フィリピンの行為は中国の主権を侵害し、南シナ海行動宣言(DOC)に違反している」と批判した。

◇出典
 

https://std.stheadline.com/realtime/article/2066479/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8D%97%E6%B5%B7%EF%B8%B1%E4%B8%AD%E8%8F%B2%E9%90%B5%E7%B7%9A%E7%A4%81%E4%B8%BB%E6%AC%8A%E7%88%AD%E8%AD%B0%E5%8D%87%E7%B4%9A-%E5%85%A9%E5%9C%8B%E6%B5%B7%E8%AD%A6-%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E7%9B%B8%E7%B9%BC%E7%99%BB%E7%A4%81%E5%AE%A3%E7%A4%BA%E4%B8%BB%E6%AC%8A%EF%B8%B1%E6%9C%89%E7%89%87
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