炭鉱で二酸化炭素突出事故 14人死傷 甘粛

25年4月15日炭鉱 中国メディアの新京報によると、甘粛省政府は14日、エネルギー会社、窯街煤電集団(甘粛省蘭州市)の金河炭鉱で13日午前9時15分ごろ、二酸化炭素の突出事故が起き、これまでに5人が死亡し、9人が負傷したと発表した。(写真は事故を伝える東網のサイト)

 事故は同炭鉱の掘進作業面で起き、二酸化炭素が噴出して作業中の14人が巻き込まれた。会社の関連部門が直ちに救助活動を行ったが、2人が現場で死亡。12人が重軽傷を負って病院に運ばれた、3人がまもなく死亡した。

  事故発生後、甘粛省の関係機関は現場で救助を指導したほか、負傷者の治療に全力を挙げるよう指示した。甘粛省は今後、省内全域の炭鉱で、潜在的な危険の有無の徹底的な調査を行い、安全管理を強化する。

  中国では炭鉱事故が頻発している。2024年1月12日、河南省平頂山市の天安煤業十二鉱で石炭とガスの突出事故が発生し、16人が死亡、5人が負傷した。23年11月16日には山西省呂梁市離石区の永聚煤業の合同建物で火災が発生し、26人が死亡、38人が負傷した。同年9月24日には貴州省盤州市盤関鎮の山脚樹炭鉱で輸送ベルトの火災により16人が死亡、3人が負傷した。同年2月22日には内モンゴル自治区阿拉善左旗の新井煤業の露天炭鉱で大規模な崩落事故が発生し、53人が死亡、6人が負傷した。

 いずれの事故も中国当局が重大事故として現場対応・原因調査・関係者処分を進めている。

◇出典

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