香港航空機が火災で緊急着陸 携帯型バッテリー発火か

25年3月21日機内火災 香港メディアの香港01によると、香港航空の浙江杭州発香港行きHX115便のエアバスA320型機で20日、機内で火災が起き、同日午後1時56分に、福建省の福州長楽空港へ緊急着陸した。乗客160人と乗員8人にけが人はなかった。

 ネット上では、携帯型バッテリーが発火した可能性があるとの情報が広がっている。映像では、煙が機内全体に充満し、乗客と客室乗務員が荷物棚に水をかけて消火を試みる様子が映されていた。

 SNS(交流サイト)の投稿によれば、同便で火災が起きたのは高度1万メートルで飛行中。当初、客室乗務員が消火器で消そうとしたがうまく行かず、その後、乗客も加わり客室乗務員とともに荷物棚に水をかけ続けたという。 福州に着陸後、乗客はタラップを使って退避し、シャトルバスで空港を離れた。駐機場には消防車が待機しており、機内は黒く焼け焦げていた。

 香港航空は、当日の杭州発香港行きHX115便が、荷物棚内の手荷物から出火した疑いがあるため航路を変更し、福州長楽国際空港へ安全に着陸したと説明した。

◇出典

香港航空客機起火備降福州 疑尿袋起火 將安排航班接乘客回港
香港航空一架空中巴士A320客機因機艙起火,今日(20日)下午1時56分備降福州長樂機場。出事客機航班編號為HX115,中午12時56分從杭州蕭山機場起飛

タイトルとURLをコピーしました