英紙フィナンシャル・タイムズは14日、中国が世界のトップ外国企業のCEO（最高経営責任者）と積極的に接触しており、3月28日に中国の習近平国家主席との会談を予定していると報じた。中国への外国企業の投資を安定させ、低迷する経済を立て直すことが目的とみられる。台湾メディアの旺報が伝えた。（写真は中時新聞網のサイト）
中国は3月23～24日「中国発展ハイレベルフォーラム」を北京で開催する。中国当局はこのフォーラムに参加する外国企業のCEOらと接触し、28日の習主席との会談に向け調整を進めている。
出席予定者は、英HSBC（香港上海銀行）グループのCEOであるジョルジュ・エルヘデリー、米ヘッジファンド、シタデル・インベストメントの創業者兼CEOであるケン・グリフィンら。
報道によれば、経済界のリーダー20人以上が習主席と会談する見込みだが、会談の具体的な内容や出席者のリストは現在も調整中。一部の外国企業のCEOは、フォーラムに出席した後、習主席との会談のため長期間北京に滞在することをためらっている。招待を受けた一部のCEOはフォーラムへの出席そのものをやめる可能性がある。
フォーラムには、CEO約72人が参加する予定。米投資会社ブラックストーン、米製薬大手ファイザー、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコなどの著名企業が名を連ねている。
◇出典
https://www.chinatimes.com/newspapers/20250316000545-260303?chdtv
https://std.stheadline.com/realtime/article/2058268/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%8B%B1%E5%AA%92-%E7%BF%92%E8%BF%91%E5%B9%B3%E6%9C%88%E5%BA%95%E6%88%96%E5%9C%A8%E4%BA%AC%E6%9C%83%E8%A6%8B%E5%85%A8%E7%90%83%E9%A0%82%E7%B4%9A%E5%85%AC%E5%8F%B8CEO