中国が尖閣周辺のブイ撤去 関係改善に向け好意か 日本 2025.02.12 台湾紙の聯合報によると、日本の海上保安庁は11日、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺に設置したブイを現場の海域から撤去したことを明らかにした。中国外務省の郭嘉昆副報道局長は11日「ブイは現場での任務を終えた」と述べた。中国側が日本との関係改善に向け好意を示した可能性がある。(写真は星島日報のサイト) 日中は最近、関係改善に向けたシグナルを送り合っている。2024年11月、石破茂首相は、ペルーのリマで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、習近平国家主席と会談し、日中の戦略的互恵関係の推進などで合意。12月には、岩屋毅外相が李強和首相、王毅外相と会談。25年1月には、日本の与党代表団が訪中し、6年ぶりに「日中与党交流協議会」を行った。 ◇出典 陸對日示好 撤釣魚台浮標 | 聯合新聞網日本海上保安廳昨表示,中國大陸先前在釣魚台列嶼(日稱尖閣諸島)海域設置的浮標已移除,大陸外交部發言人郭嘉昆昨回應,有關浮... ◇参考情報 ○岩屋外相が訪中、王毅外相と会談 就任後初めて ○石破首相が習主席と初会談 首脳の相互往来維持で ○日中与党交流協議会、6.3年ぶりに北京で開催