
ディープシークは中国のヘッジファンド、寧波幻方量化投資管理(浙江省寧波市)傘下で2023年7月に発足したAI技術開発会社、深度求索(杭州深度求索人口智能基礎技術研究、浙江省杭州市)が開発した。
ディープシークが2024年12月に発表した「ディープシーク-V3」は、米オープンAIの基盤モデル「GPT-4o(フォーオー)」に匹敵する性能を持つとの評価が相次いだ。ディープシークは、数学やプログラミング専用のディープシーク-R1」を発表した。
ディープシークが開発に用いた画像処理半導体(GPU)は、米政府の規制回避のため中国向けに性能を落とした米エヌビディア製「H800」。公開資料によれば、開発費用は558万米ドル(約8億7000万円)以下で、米国のライバルを大きく下回った。
米安全保障センター(CNAS)のスキャンロン補佐研究員によると、ディープシークは比較的低レベルのハードウエアと低いコストで、一流品の開発が可能なことを示した。既存の大規模言語モデル(LLM)を使い新しいモデルを開発する「モデル・ディスティレーション(蒸留)」を使ったことが秘訣だという。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/deepseek-china-us-20250127/7952341.html
https://baike.baidu.com/item/DeepSeek/65258669
https://www.deepseek.com/