広東でチクングニア熱流行続く 仏山は急増抑制

 広東省でチクングニア熱の流行が続いている。省疾病対策当局によると、8月3日から9日までの1週間に新たに1387人の本地感染が確認された。重症例や死亡例は報告されていない。地域別では仏山市が1212人で大半を占めた。他に広州市で103人、湛江市で39人、清遠市で6人が新たに確認された。香港メディアの香港01などが伝えた。
 仏山市では7月19日に1日674人まで急増したが、8月8日には148人まで減少し、直近5日間は新規患者が計200人以下に減るなど急増傾向は抑制された。患者の9割以上が回復したという。


 感染拡大を防ぐため、広州市は9日、全市規模の蚊駆除を実施。市民や企業、団体が水たまりの除去や環境整備を行い、死角のない作業を目指した。東莞市も9日から10日にかけて同様の行動を実施。中山市は8日から10日、佛山市は6日に全市での駆除作戦を行った。


 省疾病予防管理センターの康敏所長は、全省の新規患者数が減少傾向にある一方、世界的流行や広東省の海外交流の活発さから輸入症例のリスクは依然高いと指摘。台風や降雨が重なる季節で蚊の活動が活発化しており、防疫の手を緩めないよう呼びかけている。

◇出典

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基孔肯雅熱在廣東多地爆發,當局展開衞生運動統一行動。廣州及東莞9日展開全市滅蚊行動。疫症重災區佛山指,新增個案穩步減少,超過9成患者痊癒,防控工作取得初步成效。 廣州網信辦微信公號「中國廣州發布」周五(8日)晚上通報,為築牢基孔肯雅熱群防群...
基孔肯雅熱 | 廣東一周新增1387例 佛山快速上漲勢頭初步遏制
據《南方都市報》,廣東省疾控局消息,2025年8月3日0時至8月9日24時,全省新增報告1387例基孔肯雅熱本地病例,未報告重症和死亡病例。8月10日上午
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