江西省各地で大雨による水害=17万人被災、1人死亡

 江西省洪水防止・干ばつ対策総指揮部は9日、7日から続く大雨で省内13県で水害が発生し、同日午後4時現在の被災者は約17万4700人で、1人が行方不明となり、1万4700人が避難したと発表した。経済的損失は5億4200万元(約93億円)に上るという。ニュースサイトの楚秀網が10日伝えた。

 同部によると、8日午後4時から24時間に、24県の観測所462カ所で50ミリ、12県の観測所139カ所で100ミリ以上の雨量を観測した。一部の河川は水位が警戒ラインを超えた。また、土砂災害11件が起きたがけが人は出ていない。

 同省交通当局によると、省内の高速道路や国・省道が寸断され、復旧作業が行われている。
 
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