広州で電力需給ひっ迫、計画停電。20カ所は夜10時まで。企業へはピークシフト赤色警報

2018年5月31日電 広東省の送電会社である広東電網公司はこのほど、気温の上昇のため省都広州市で電力需給がひっ迫しているとして、6月初めまで計画停電を行うことを明らかにした。市内の20カ所で夜10時までの停電が予定され、住民が生活への影響を懸念している。地元紙・南都都市報が30日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 広州供電局は30日、住民の問い合わせに対し「実際の停電時間が計画より短く、停電しないこともある」として、過度に心配しないよう呼び掛けた。

 広州市ではピーク時の電力需要量は、最高で前年同期比25.3%も増えている。ニュースサイトの新浪財経によると、広州供電局は30日、電力需要平準化のピークシフトの要請では最高度の「赤色警報」を今年初めて発令。製造業など大口利用者に対し、電力消費時間をずらすピークシフトの実施を厳しく求めた。
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