上海市公安局のサイバー警察隊はこのほど、公的機関を装ってウェブサイト上のネガティブ情報を削
除させ、報酬を得ていたグループの4人を摘発したと発表した。中国紙・労働報(電子版)が25日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

同局は4人は2016年から、偽造証明書などを使って「上海市インターネット違法・不良情報通報センター」など公的機関を装い、メディアや一般企業のウェブサイトからネガティブ情報を削除させていた。摘発までに1000件超の書き込みを削除させ、ネガティブ情報削除の依頼元から報酬計300万円(約5151万円)を仮想通貨などで得ていた。
グループは、受注と削除要求の両チームを作って完全に分業。受注チームがネット上で宣伝を行い、ネガティブ情報の削除を望んでいる企業を物色。削除要求のチームが法律文書や公文書を偽造して公的機関や報道機関を装い、メディアや一般企業に情報の削除を求めていた。
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