配車サービス利用の客室乗務員殺害=容疑者の運転手自殺か

 2018年5月11日滴河南省鄭州市で5日深夜、山東祥鵬航空の女性客室乗務員(21)が、ライドシェア中国最大手の滴滴出行(北京市)の配車サービスを利用中に殺害された。容疑者の運転手の男(27)の死体が12日、同市内の川で見つかった。新京報などが13日伝えた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 乗務員は5日午後11時53分ごろ、市内のホテルから配車サービスの車に乗り鄭州駅に向かったが行方不明となり、父親が警察に通報。8日、ホテルから約15キロ離れた荒れ地で遺体で見つかった。香港・星島日報によると、遺体には乱暴された跡と多数の切り傷があった。警察は女性が、刃物で首を切られて殺害されものと断定した。

 乗務員は5日夜に乗車後、「運転手から下品な言葉をかけられた」とメッセンジャーアプリ「微信」で同僚に伝えていた。警察が滴滴出行と連携して車を追跡したところ、目的地の駅とは別の方角に向かったことが分かり、全力で行方を追っていた。

 警察によると、車は6日午前零時25分に女性の遺体発見場所に移動。同午前0時51分、さらにに約10キロ離れた橋の上に停車後に動かなくなった。警察は運転手が6日1時ごろ、川に飛び込んで自殺したとみている。

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