
発表によると、同県政府は今年4月末、同月中旬に押収した密輸の冷凍牛肉などを249トンを同県の廃棄物処理場に埋め、盗まれないようコンクリートで覆った。しかし、5月1日に監視の係官が撤収すると、住民約100人が肉を掘り出し持ち去った。
ニュースサイトの澎湃新聞によると、同県の廃棄物処分場では今年3月にも埋め立て処分された密輸冷凍肉を住民が掘り出し、販売していた事実が発覚した。住民は数年前から繰り返し行われてきたと話している。掘り出しを行う住民は毎回100人~500人に上るという。
関係者によると、現地の当局はほぼ毎週、押収した密輸冷凍肉を埋め立て処分している。2年前から、住民が掘り出した肉を専門業者が買い取り、輸送して販売する流通ルートも確立されている。
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