
解放軍報によると中国空軍は9日、中高級指揮官を集めて戦略に関する研究会を開催。東部、中部戦区のの空軍指揮官が「東シナ海の警備パトロール、南シナ海の戦闘パトロール、西太平洋進出、台湾の周回パトロールの中で、戦争準備作業をしっかり行う必要がある」などと述べた。
香港の軍事評論家、宋忠平氏によると「戦闘パトロール」は戦争準備、「警備パトロール」は単なる警戒活動を示しており、中国軍は東シナ海の緊張が南シナ海ほどではないと明確に区別していることが分かる。
宋氏は「中国と日本の関係が改善、台湾とは一触即発ではないため、警備パトロールで対応している。南シナ海は周辺国や米海軍に対処する必要があり、解放軍はかなり緊張している」と述べた。