WHOの年次総会、2年連続で台湾招待せず、中国が圧力

2018年5月8日健 今月21日にジュネーブで開かれる世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)へのオブザーバー参加を目指す台湾への招待状が、申し込み期限の7日になっても届かず、今年も招かれないことがほぼ決まった。台湾は昨年もWHAへ招待されなかった。中国の政治的な圧力のためとみられる。台湾・中央社が7日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 中国・国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は7日、台湾が今年のWHAに招かれなかったことについて「(台湾の与党)民進党が92コンセンサスを認めないためだ」と述べた。「92コンセンサス」は、「1つの中国原則」に関し中台が口頭で達成したとされるものだが、台湾の蔡英文政権は存在を認めていない。

 台湾の陳時中・衛生福利部長は、代表団を率いてジュネーブに向かい、米国などとの2国間会談を行うことにしている。
 
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