
米中貿易交渉は北京で行われ、米代表団は既に首都ワシントンに帰りトランプ大統領に報告を行った。ホワイトハウスはまもなく、米中両国は二国間経済関係の公平化や、中国の知的財産権の保護強化、中国による技術移転強要問題について話し合いを行ったと発表した。
中国国営新華社通信は、米中貿易交渉について、両国は合意に達する部分はあったが、一部の問題ではなお意見の隔たりが大きいと報じた。
米シンクタンク、戦略国際問題研究所の中国研究部門のスコット・ケネディー主任は「両国の隔たりはこれ以上ないほど大きい。中国に本当の市場経済国になれというのが米国の立場。中国は自国の国家資本主義体制を維持したいと思っている」と指摘。「米国は既に中国と貿易戦に入っている。今回の会談で何も進展がなかったことからみて、今後数週間で米中貿易戦がさらに激化するだろう」と述べた。
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