台湾周辺の演習は台湾独立派への警告=中国国防部が明言 安全保障 2018.04.27 中国国防部の呉謙報道官は26日、記者会見で、中国空軍が台湾周辺海域で演習を繰り返していることに付いて、台湾独立派に対する警告であるとした上、「台湾独立派がやりたい放題を続けるなら、軍はさらに進んだ行動に出る」と述べた。星島日報が同日伝えた。 (写真は星島日報のキャプチャー) 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、呉報道官は、台湾の海空軍が今月、演習を行ったことについて「台湾独立に出口はない。武力で対抗しても無駄だ」と述べた。さらに、中国軍の東風26ミサイルは、陸上と海上の艦船を正確に攻撃する能力があると述べた。 ロイター通信によると、中国は南シナ海と台湾に対する主権の主張を強めており、周辺国と米国が緊張を高めている。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーーーー ●空母艦隊が東シナ海で演習、米司令官が中国膨張阻止訴え ●空母遼寧の艦隊が西太平洋で演習、日米と台湾けん制 ●中国軍が台湾海峡で実弾射撃演習、台湾独立派へ警告