市場の魚にタール系着色料、発がんの恐れもー広州 事件・事故 2018.04.19 広東省広州市の水産品市場で、地元民が好む「三蘇紅魚」に、発がんの恐れがある赤い着色料が使われていることがこのほど分かった。香港メディアの東網が18日伝えた。(写真は東網のキャプチャー) 「三蘇紅魚」は同省・潮州、スワトーの名物料理「紅魚飯」に使われる。中国メディアによると、市場では作業員が魚にはけで着色料を塗り販売していた。 市場関係者は「着色料は見た目を良くするため。ケーキなどにも使われている」と話している。 日本では「赤色102号」と呼ばれるタール色素で、米国は食品への使用を禁止。中国では肉類への添加が禁じられている。腹痛の原因になったり発がん性を指摘する研究もある。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーー ●中国式揚げパンから可塑剤、マクドナルドの商品にも ●1.5キロ以上の深海魚食べるな、中毒事故で広東当局が警告 ●広東でハモ食べた6人中毒、フグの100倍の毒性