
同便の乗客全員が降りた後、河南省の警察が湖南省出身の男(41)を取り押さえた。乗客乗員にけがはなかった。発表にると、男には精神疾患の病歴があった。警察が事件の状況を詳しく調べている。
北京日報(電子版)によると、同便の男性乗客の1人は「天候が原因で、鄭州空港に緊急着陸するとの機内放送があった。いつもより速く降下し着陸した。客室乗務員が慌ただしく行き来し、奇妙だと思った」と話している。
別の目撃情報によると、同便は着陸後ターミナルビルから離れた場所に止まり、乗客は最後部のドアから降りるよう求められた。同便の周囲には警察車両や救急車、消防車多数が止まっていた。乗客からは天候を理由に着陸したことを疑ったが、乗員からは説明はなかったという。