台湾海峡で18日に実弾演習へ、関係深化の米台けん制か

2018 年4月13日台中国福建海事局は12日、台湾海峡で18日午前8時から正午まで実弾射撃演習が行われるとして、船舶の航行を禁止すると発表した。最近、関係を深める米台をけん制する狙いがあるとみられる。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。 

 台湾海峡での実弾演習は2015年9月以来。米国では3月、米台高官の相互訪問を認める「台湾旅行法」が成立。また、米国政府は先ごろ、台湾が進める潜水艦の自主建造計画について米国企業の商談参加を認めるなど、台湾重視の姿勢を強めている。

 中国海軍は12日、海南省三亜市沖で、艇48隻、航空機76機、将兵約1万人が参加する史上最大規模の「海上閲兵式」を実施し、習近平国家主席が軍艦に乗って閲兵した。習主席は「世界一流の海軍建設に努力しなければならない」と演説した。

 中国・清華大元講師の呉強氏によると、台湾海峡での軍事演習はまた、独立志向の台湾政府に圧力を加える目的もある。中国は一方で、台湾人と企業に、起業・就職や事業での優遇政策を発表しており、硬軟両様の方法で台湾社会の分裂を図っている。

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