
頼院長は、北京語でなく台湾語で講演。「民主主義の時代に、誰であれ国家の行く末に関する考えを口にできる。その人は台湾独立を主張していると言うことも可能だ」と語った。頼院長は先に立法院で議員の質問に答え「誠実に申し上げるが、私は確かに台湾独立の活動家だ」と語った。
頼院長の再度の発言に、中国メディアがいっせいに反発。環球時報は、頼院長を筆頭に台湾独立派の政治家に対する全面攻撃を始めるよう主張し、刑法や反国家分裂法違反で国際指名手配を行うよう求めた。国営新華社通信は、頼院長の発言は「両岸(中台)の現状維持」を主張してきたこれまでの「偽装」を一挙に捨て去るものだと評した。
中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は「両岸の民意の主流に対する挑発で、台湾海峡の安定を損ねる。最後は歴史の懲罰を受けるだろう」と述べ、頼氏の発言を批判した。
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