未処理の廃液100トン下水道に不法投棄ー広州

 2018 年3月29日guangzhou広東省広州水務局は28日、工場の廃液約100トンを未処理のまま下水道に不法投棄していたとして、警察が環境汚染罪で4人を拘束したことを明らかにした。下水処理場の設備が故障したほか、住民が長時間、刺激性の異臭に苦しむなどの被害が発生した。澎湃新聞などが伝えた。

 廃液は広州市黄埔区の潤滑油メーカー、広州市冠昌潤滑油有限公司から発生。4人は8、9両日の未明、3回に分けて廃液をタンク車で運び、同市内の街路の下水道に投棄した。警察は4人を取り調べるとともに、会社も捜査した。

 廃液の投棄により、同市内の下水処理場2カ所で設備が故障し、計1716万元(約3億円)の被害が出た。また、処理場周辺の住民が約50時間にわたり、強烈な刺激臭にさらされたという。

★参考情報★
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工場廃水を散水車で街路に散布、当局が製薬会社を処罰

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