
中央気象台によると、北方地区の今回の砂嵐は今年4回目。影響を受けた範囲も広く、新疆、内モンゴル、北京・天津・河北(京津冀)、吉林、遼寧など約150万平方キロメートルに及んだ。京津冀地区ではピーク時のPM10の濃度は1000~2000μg/m3に達した。北方地区の砂嵐は28日夜から弱まり始めたが、北京では気象条件のため、大気汚染物質の拡散が遅れている。
中国北方地区では毎年春、砂嵐がしばしば発生。過去10年、同時期に平均4.4回起きている。北京は過去10年は平均0.1回だったが、今年は1回発生し当たり年となった。
中央気象台は、4月2~3日、新疆、内モンゴル、甘粛、華北の一部で、再び砂嵐が起きるとみている。
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