山東省・済南で67年ぶり干ばつ、市内のダムほぼ枯渇

 山東省都の済南市で67年ぶりの干ばつが発生、同市長清区にある省内最大のダム「長清湖」がほぼ枯渇した。斉魯壱点などが伝えた。

 ダムの管理者によると、長清湖周辺は雨が少なく、河川からの水の流入が途絶えた。長清区水利部は、長江の水を北方に送る「南水北調」の水を貯める済南市歴城区の「臥虎ダム」から導水を始めた。

 長清湖は旧名が「東風ダム」で1958年に建設が始まった。貯水量は888万立方メートルだが、現在は60万立方メートルにとどまる。
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