
中国財政部が、5日開幕した第13期全国人民代表大会(全人代=国会)に提出した報告書によると、2018年の国防部予算は前年比8.1%増の1兆1070億元(約19兆円)。過去3年間で最大の伸び幅となり日本や台湾を緊張させている。
スウィフト司令官は「こうした予算には完全な透明性が必要だ。中国の意図がはっきりしない」と述べた。
中国は、国防予算は透明でいかなる国にも脅威にならないとの主張を続け、新旧装備の更新など必要な範囲にとどまることを強調している。政府系メディアも、中国の軍事費が米国の4分の1にとどまると報じたが、海外の専門家や外交関係者は、公表分は実際より少ないとみている。
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