香港中心部の湾仔で不発弾、約4000人が避難

 香港中心部の商業、住宅、オフィス街の湾仔地区の建設工事現場で、第二次大戦時の不発弾1発が見つかり、警察が31日夜、処理を始めた。周辺の市民約4000人が避難した。中央社などが伝えた。
 
 爆弾は建設作業員が発見し警察に通報した。警察は現場に専門家を派遣するとともに、31日午後9時から周辺のビルやコンベンションセンターから会社員らが避難を始めた。

 同じ場所で最近も不発弾1発が見つかった。2発とも第二次大戦時の米軍の爆弾だという。

 東網によると、湾仔周辺は第二次大戦中の日本占領時、日本軍の軍事施設があり軍艦が多数停泊していた。米軍がしばしば爆撃を行い、民間人にも多くの死傷者が出た。
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