VPNサービス提供の個人に懲役5年6カ月、

 無許可でVPN(仮想私設網)サービス業を営んだとして、中国の裁判所はこのほど、呉向洋被告に懲役5年6カ月の判決を言い渡した。呉被告は先に広西チワン族自治区平南県の検察に起訴された。正義網などが21日伝えた。

 判決によると呉被告は2013年から17年6月まで「付加価値通信業務経営許可証」を持たないのに、VPNサーバーを設置し、顧客にアカウントと専用ソフトを提供して海外のウェブサイトを閲覧できるようにしていた。

 呉被告はまた、VPNを使って海外の映像・音声コンテンツを楽しめる専用ルーターも提供していた。
 呉被告は、VPNソフトとルーターを、中国電子商取引(EC)大手アリババ・グループ傘下のオンラインショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」や自分のウェブサイトで販売やレンタルで提供し、79万2638元(約1364万円)を売り上げていた。
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