米シンクタンク、外交問題評議会傘下の予防行動センターが米政府関係者や外交専門家を対象に行った調査によると、2018年最高のリスクは米国と北朝鮮の軍事衝突と評価された。また、南シナ海の領有権を巡る中国と東南アジア諸国との武力衝突も高リスクの1つとされた。台湾中央社が12日伝えた。
予防行動センターは今年11月上半期、米政府関係者や外交専門家436人を対象に認識を調査した。18年にリスクが高い事件として8件が挙げられ、最高は米朝軍事衝突、次いで米国とイランの軍事衝突が入り、南シナ海の軍事衝突も含まれた。
このほか、米国のインフラやネットへのサイバー攻撃、東欧でのロシアと北大西洋条約機構(NATO)の偶発的な軍事紛争、米国とと同盟国への大規模テロなど挙げられた。